第29回 ライター岩田のトラキャンライフ
ライター岩田のトラキャンライフ
第29回 シェル完成からもうすぐ3年。至福のトラキャンライフを満喫中!
時が経つのは早いもので、我が家のJキャビンHNが完成してから4月下旬で丸3年が経過します。その半年前に納車されたハイラックスは、3年半で走行距離5万3000km! 北海道の長期旅も2回行ったし、家族で北陸旅もしたし、福島で長期キャンプもしたし、関東エリアでのキャンプも数えきれないほど行きました。もはやハイラックスもトラキャンも、我が家の生活には欠かせない大切な相棒になっています☆
今年の1~2月は、ハイラックスの荷台に家族分のスノーボードとブーツを積んで、日帰りでスキー場通いするのが遊びのメインでした。日帰り遊びのほかに仕事や子供の行事にもハイラックスをフル活用しているので、車両単体で動く機会はかなり多いです。3月中旬には、ミスティック佐藤社長とくるま旅作家さいばしんさんと、山梨のRVパークでおっさんキャンプ。3月下旬には、10年以上の付き合いになるキャンピングカー仲間と神奈川のプライベートキャンプ場で遊んできました。
そんなワケで今回のテーマは、もうすぐ丸3年になるトラキャンの最近の遊びについて。トラキャンライフの楽しさと魅力を、少しでも感じていただければうれしいです。
山梨のRVパークにマニアックな3台が集合!
3月中旬、ミスティック佐藤社長にお誘いいただき、佐藤さん、さいばしんさん、ボクの3人3台で山梨県南部町にある「RVパークCampingcar Trip L」に行ってきました。
普段シェルを降ろしているので、出発前の午前中に1人でシェルの積載作業。JキャビンHN/Hはハイラックスのリアゲートフックとシェルの側壁に左右指1本くらいのすき間しかないので、1人でシェルを積載するときは、Amazonで買ったWi-Fiバックカメラ(https://amzn.to/3xrmweq)を使用しています。これがあると、充電式の本体をマグネットで任意の場所に固定して、カメラの映像をスマホに映し出すことができるので非常に便利。映像は粗めですが、フックとシェルが当たらないように確認するだけなら十分です。1人でシェルを積載するのにかかる時間は、着地したシェルのジャッキアップ~シェル積載~ターンバックル固定までのトータルで25分くらい。シェル積載後は、エアサス&タイヤの空気圧調整とリア灯火類の点灯チェックも必須です!
中央道を快適にドライブして「RVパークCampingcar Trip L」に到着すると、軽キャンパー2台がすでに集まっていました。この日は、佐藤さんが軽トラキャン(JキャビンミニS)、さいばさんが軽キャブコン(ミニポップビー)。ボクのハイラックストラキャン(JキャビンHN)も含めて、どの車両もオーナーのこだわりが感じられる個性的なキャンピングカーばかりです♪ しかも、佐藤さんはほかにフルサイズとミドルサイズのトラキャンを所有しているし、さいばさんはミスティックのフラッグシップキャブコン・アンセイエも所有していますから、こだわりが強いにもほどがありますね(笑)。まぁボクは、ハイラックスとトラキャンの2WAYスタイルだけでも十分満足ですが☆
この日宿泊した「Campingcar Trip L」は、2023年に新しくオープンしたRVパークで、屋根付きの全天候型になっているのが最大の特徴です。広い区画で焚き火やバーベキューも楽しめるし、トイレはウォシュレット付きだし、無料Wi-Fiも完備してるし、温泉も近い。屋根が高いのでキャブコンやバスコンも余裕で駐車でき、快適性は言うことなしです! 夜はRVパークのオーナー稲葉さんも合流して、それぞれが持ち寄った食材でバーベキューを楽しみ、焚き火を囲んでキャンピングカー&くるま旅談議。最高に楽しく充実した時間を過ごしました。翌日は朝から雨でしたが、屋根付きなので何も問題なくのんびりと片付け&車内清掃をして撤収。これこそが、全天候型RVパークのメリットですね~♪
キャンピングカー仲間と楽しむ「この世の極楽」☆
3月下旬には、10年以上の付き合いになるキャンピングカー仲間と、友人のプライベートキャンプ場に集まってキャンプを楽しんできました。現地に集まったキャンピングカーは、キャブコン5台、バンコン1台+カーゴトレーラー、トラキャン1台の計7台。眺望抜群の自作ウッドデッキにテーブルとイスを並べて、家族ぐるみでゆったりとした時間を満喫しました。
プライベートキャンプ場の持ち主である友人は大の釣り好きで、仲間が集まると豪華な船盛でもてなしてくれるのが恒例。この日も信じられないほど豪華な船盛が提供されたほか、巨大ステーキからシチュー、揚げ物まで各自の持ち寄り料理がテーブルにずらりと並んで、1日中食べまくり&飲みまくりの贅沢な週末になりました。この日のメンバーの最高齢は、プライベートキャンプ場オーナーの72歳! 仕事や年齢とは関係なく、キャンピングカーという共通の楽しみでつながった仲間と充実した時間を過ごせるのも、キャンピングカーライフの醍醐味ですね♪
最高に楽しい仲間とのキャンプでしたが、実は3年間ほぼ故障なしだった我が家のトラキャンに、シンクの水が出ないトラブルが発生しました。給水ポンプは消耗品のようなものなので交換すれば済むことですが、シンクをバラして配管やフォーセット(蛇口)を確認すると水の吐き出し口が詰まっていることが判明! 吐き出し口にたまった水垢や汚れを掃除して給水ポンプを新品に交換し、その日のうちに無事修理が完了しました☆ 写真のタイプのフォーセットの場合、先端の吐き出し口をプライヤーで回すと外れるので、定期的に内部を掃除することを強くお勧めします。給水ポンプは消耗品のようなものなので、予備を持っておくと安心ですね。
そんなワケで、相変わらずトラキャンライフを満喫中☆ 実はこの原稿を書いている翌日も、トラキャンの大先輩と1泊で房総エリアをブラブラしに行く予定になっています。いや~、「トラキャンがある生活」って、マジ最高っすね~♪
キャンピングカーライフ研究家/ライター 岩田一成
バンコン、キャブコンを乗り継ぎ、現在の愛車はSPL仕様のJ-CABIN HNを載せたハイラックストラキャン。
累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験と、15年以上のキャンピングカー取材経験をベースに、雑誌、WEB、テレビなど様々な形でキャンピングカーの魅力を発信中!