第6回 ライター岩田のトラキャンライフ

2022年05月01日

 

ライター岩田のトラキャンライフ

 

第6回 COOLなアメリカンスタイルがトラキャン最大の魅力!

 

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昨年の4月末にトラキャンのシェルが完成してから、丸1年が経過しました!

 

トラキャンは良くも悪くもクセが強い“乗り手を選ぶキャンピングカー”ですが、ボク自身キャブコンからトラキャンに乗り替えて、後悔したことは一度もありません。自分のライフスタイルにベストマッチした、“最高・最強の相棒”です!

 

「ピックアップトラック単体で乗り回せる2WAYスタイル」であるとか、「ハイラックスのクルマとしての魅力」であるとか、メリットは数えきれないほどありますが、ボクにとっての1番は、誰が見ても素直にカッコいいと思える「アメリカンなビジュアル」です!

 

 

キャンピングカーでもスタイルにこだわる!

 

今でこそ「キャンピングカーの専門家」として様々なお仕事をさせていただいていますが、実は24歳から30代半ばまではゴリゴリのアメ車乗りでした。

 

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愛車は7200ccのV8ビッグブロックエンジンを搭載した「1970年型ダッジ・チャレンジャー440R/T」。当時勤めていた自動車雑誌編集部の給料をほぼすべてアメ車に注ぎ込み、休日にはサーキットでドラッグレースをしたり、ツナギを着てクルマの修理やチューニングをしたり……。キャンピングカーともアウトドアとも一切無縁の、オイルと排気ガスにまみれたライフスタイルを送ってきました。

 

その後30代半ばで、アメ車乗りからキャンピングカー乗りへと「華麗なる転身」を遂げるワケですが(笑)、バンコン、キャブコン時代も「スタイルへのこだわり」は持ち続けてきました。とくにキャブコンは、レクサス純正ホワイトパールでオールペンして、フェイススワップやエアロなどで外装をフルカスタム。あくまでもキャブコンなので、クルマ好きの視点で見れば満足できない部分はありましたが、それでも「日本一カッコいいキャブコン」を目指してコツコツと手を入れてきました。

 

そんなバックグラウンドを持つ自分にとって、実用性とスタイルを兼ね備えたトラキャンは、本当に最高過ぎる相棒です! トラキャンに乗り替えたことで、キャブコン時代の「キャンピングカーだからしょうがない」という“スタイルに対するあきらめの気持ち”は、100%解消されました。

 

 

トラキャン=COOLなアメリカンスタイル

 

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もともとトラックキャンパーは、ピックアップトラックが文化として根付いている北米を中心に発展したキャンピングカーのカテゴリーです。そのため、スタイルがまさにアメリカン! 他のどのキャンピングカーとも違う、ワイルドで個性的なビジュアルが大きな魅力となっています。

 

ボクにとってのトラキャンは、あくまでも「北米スタイル」です! 単に、「荷台にシェルを積めばいい」というワケではありません。ヨーロッパや中東で走っているトラキャンはデザイン的にピンとこないし、日本でハヤっている自作トラキャン?(モバイルハウス)もまったく違うカテゴリーだと認識しています。

 

その点、長年トラキャンの輸入・開発を手がけてきたミスティックのキャンパーシェルは、リアルなアメリカンスタイルが最大のアイデンティティ! これだけCOOLでハイクォリティーなトラキャンが日本で手に入るのは、ファンにとって本当に幸せなことですね!

 

 

デザインを極めたハイラックス専用キャンパー

 

ミスティック製トラキャンシェルの外観上の大きな特徴は、手間のかかるアルミサイディングで仕上げた「クラシカルなアメリカンスタイル」です。

 

現在アメリカのトラックキャンパーはパネル工法が主流になっているので、外壁にサイディングを使用したキャンパーは「一昔前のアメリカを走っていた、古き良き時代のトラキャン」のイメージ。そこに、日本の技術と独自のセンスをプラスしたのが、ミスティック製のトラックキャンパー用シェルというワケです。

 

ボクがハイラックストラキャンの購入を決めた大きな理由も、その「佇まい」にあります。 現行型ハイラックスも本当にカッコいいクルマだけど、ミスティックのキャンパーシェル「Jキャビン HN」を載せると、さらにカッコいい! さすがは、ハイラックス専用にサイズとデザインを最適化しただけのことはあります。

 

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ハイラックス専用シェル「Jキャビン H/HN」のもっとも特徴的なデザインと言えば、鋭角にスラントしたバンク形状! 前面のスラント角度をハイラックスのAピラーとフロントウインドーに合わせることで、スタイリッシュなイメージとベース車両との絶妙なバランスを演出しています。

 

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「JキャビンHN」には、もう1つデザイン的な特徴があります。それが、ルーフのリアエンドにサラッと設けたダックテールデザイン! こうしたデザインを1つ加えるだけでも、作り手にとっては大きな手間になるはずですが、それでもスタイルにこだわるのが“ミスティック流”ですね!

 

そんなワケで、作り手の思いとセンスが詰まった「JキャビンHN」でトラキャンライフを満喫中! 単なるキャンピングカーではなく、「自分がカッコいいと思えるクルマ」「乗っていてワクワクするクルマ」を日々コロがせる。クルマ馬鹿の自分にとって、それがトラキャンへの乗り替えで得た最大のメリットです!

 

 

キャンピングカーライフ研究家/ライター 岩田一成

 

バンコン、キャブコンを乗り継ぎ、現在の愛車はSPL仕様のJ-CABIN HNを載せたハイラックストラキャン。 累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験と、14年以上のキャンピングカー取材経験をベースに、雑誌、WEB、テレビなど様々な形でキャンピングカーの魅力を発信中!