タンドラのうんちく(第2回)~タンドラ購入への道標
左ハンドルへの抵抗?
よく耳にするのはタンドラは左ハンドルだからなぁ・・という否定的意見。
私がお話しするのは例えば右だったら何がいいのですか?
黙り込んでしまう・・・。
結局は初めてなものへの恐ろしさからのお話なのでしょうね。または慣れてないからかな。
良くお考えください、たまたま右ハンドルで免許をもらってずーーと運転してきたからだけなんですね。
実は私も最初は左ハンドルを運転しなければならない時にすごく抵抗がありました。しかし慣れてしまうとこの左すごく楽なんです。だって左側の斜線に合わせて走っていればいいのですから。
しかしそれでも抵抗のある方、新しきすばらしきものを手に出来ない無念さを味わうこととなってしまうでしょう。とてももったいないことだと思います。チャンスを逃すんですからね。海外では(例えばアメリカ)、皆左ハンドルを運転しています。右が出来て左が出来ないわけがありませんのでもっと軽くお考え頂くと宜しいかと思います。
それでも嫌な方、残念ながら世界で一番すばらしいピックアップトラックの一つに乗れないんですよ。もったいないことだと思いますね。
何が良いのタンドラ?
先日の名古屋の展示会でタンドラとJ-cabinFTを見て、バンの車の方がカッコいいという年配の方が居られました。私もバンは使い方によってその選択もありだし、すばらしい費用対効果のある車だと思います。
でも何があってもタンドラとは比較が無理だと思います。十人十色趣味趣向千差万別あります。でもスタイルと性能を比較は根本的に土俵が違いますから無理だと思います。
我侭の突き通しでの選択がタンドラ&トラキャン、家族構成や周りの環境などの諸条件で選ぶのがバンキャンパーでしょうから。ただ大型ミニバンのアルファードなどは乗り心地が確かに良い!これは別格に良いですね。
タンドラのエンジンはやはりトヨタ製というような繊細で超快適な感じです。ランクル100やランクルプラドをお乗りになた事のある方はすぐご理解くださることでしょう(エンジンはV6がランクルプラドと一緒、V8はランクル100と一緒)。V8についての話ですがキャンパーを積んでいても高速道路の登坂車線のあるような急な坂でもぐいぐいそこから加速していきます。通常のキャンピングカーならアクセル踏みっぱなしなのでしょうが、踏みすぎると逆に尻を振りそうなくらいになりますからアクセルを緩める事もあります。
ただパワーがありすぎるというのではなくその加速フィールがジェントルというか繊細、フロンティアのスーパーチャージャーのようなキーン・・ドッカーンという爆発力はないんですがスーっとグイグイ加速していく感じ。周りに乗車して寝ている子供などの眠りを妨げない心地良い加速感です。
まあさすがV8だわと感じられます。でも先日のフローマスターのマフラーを付けたタンドラは違いました。
ドッカーン!と加速していました。あれは別格というより、これが本来のタンドラなのかもと思わせるようなすごいパワフル感でした(このマフラーを付けたら2005年式の新型の馬力のあがったエンジン、また5.7L現行タンドラのエンジンはいらないのではというほどのパワーでした、私にはね)。
次にタンドラの色について。個人的にはブルーかグリーンががすごく好きなんですがアメリカではブルーは不人気色。すごく台数が少ないのでなかなか購買のチャンスがありません。
グリーンはとても無難で尚且つ綺麗なお勧めな色です。台数が多いのはガンメタリックやシルバー、レッドもそこそこ。ホワイトやブラックは車輌単体として日本では人気色のようです。特に白タンは若い方にとても人気ですね。当社での人気はガンメタかシルバーかな。理由?簡単な話汚れが目立たないから。少しの汚れは全然分かりませんねこの色は。キャンパーを載せると一番目立つのはやはりブラックかレッド。ブラックは綺麗にしていればすごく車は大きく見えるしとても綺麗。レッドも同様にキャンパーを載せるとすごく目立ちます。ネックはこ傷が目立ちやすいことでしょうか。なかなか好みの分かれるのはシャンパンゴールドですね。アメリカではそこそこの人気ですが、日本ではちょっと難しいかな。
まあ色は完全に好みですからお好きなものをお求めになるのがいいと思います。中身は皆一緒ですから。
第2回まとめ(個人的な見解話含む)
円高の今は購入されるにはとても良い時期だと思います。ただアメリカでは相変わらずインフレなので毎年車の値段が上がっています。
メーカーHPなので見える車輌価格はとてもお安くしくている例が多いですが、アメリカはディーラーにある在庫車を買っていくシステムで、ベースのみの装備の低価格車などは皆無ですから結局あれやこれや付けたくなって価格は跳ね上がります。
見かけよい物はその分高価で安く購入しようと思っても結局それなりの価格になってしまう。
仕入れる方もその辺りのジレンマが悩み所で安く見かけも装備もシンプルで良くか、はやりこのクラスですからそれなりに目に見える綺麗さは大事と思うと値段は跳ね上がる・・・。いつも言っておりますが、もう昔の外車屋さんみたいに1台売って100万円の儲け!なんてメーター戻ししないと出来ませんから細々利益で厳しい時代ですね。でもすべてはトラックが大好きだからこれからも仕事していきます!