フロンティアのうんちく(第3回)~フロンティア購入への道標
フロンティア現行型
フロンティア現行型の外観はグラマラスなのですが見る角度を変えると上品さを感じる不思議なライン。
フルサイズピックアップのタイタンスタイルを踏襲しておりますが、私の感じるイメージとしてはタイタンのいかにも無骨なイメージはありません。あくまで品良く都会のホテルなどにも違和感なく入っていける高貴なイメージも兼ね備えております。
室内の雰囲気はLE&SEグレードならもう高級乗用車(2006年モデルでの話)。NISMOならその気にさせてくれるアウトドアにもマッチする4WDのイメージ。
ではその肝心の走りは・・・・・。気を抜いてアクセルを踏み込めば簡単にホイルスピンです。
しかし高い剛性を持つそのボディは溢れるパワーを十分に受け止めてくれていることが誰にでもわかるような、さすがフルサイズピックアップのタイタンのフレームを使っている車輌だとご理解いただけるでしょう。
いやー、参りました!ここまでいわゆるトラック(というと怒られるけど)が進歩するとは。もう十分に普通の一般的な乗用車に乗ってこられた方にも受け入れられるレベルの車輌となりました。
いわゆる「日産」を味わえる部分はどこ?
日本において発売されていたダットサントラックの影はもう何もフロンティア2005にはない気がいたします。
良い点悪い点ひっくるめて新しいものを作り出したかんがいたします。では具体的に・・・・・。
まずフロンティアはいわゆるスパルタンなイメージが2004まではありました。しかし2005は多分すごく速い車ではありますが、それがスピード感として感じられないほど高級な感じに振っています。
つまりたとえば高級乗用車ってスピード感が少ないですよね?そんな感じ。2004まではそのスピード感は結構あって、逆に楽しい部分でもありました。
次に室内の感じは足の置き場や運転の時のシートの硬さなどすごく研究したなぁと感心するほどです。
アメ車的な腰がシートからずれる感じもなく(タンドラにはあるんですが)、実にフィットします。文句をつけれない・・・。
エンジンの拭け上がり方や受ける感じは日産車だなと思えます。でもVQエンジンは軽量なようでハンドルの重さを前モデルほど感じません。ここも好き嫌いはあるでしょうが、まあ今風でしょうね。
日産を感じる部分は・・・・、もうこのモデルでは外観しかないんでしょうね(スタイルの好みは分かれるでしょうが)。中身は今現在はやっぱり最先端で、変わった日産が垣間見れる車の最たるものかなぁとおもいます。
きっと余計にタンドラ派かフロンティア派か完全に分かれてしまうでしょうね。
だいぶ・・・・・・
いろいろなアフター部品がそろってまいりました。消耗品も選択の余地がありますし。
日々使う車輌の部類のミニピックアップですのでほぼ完成系の車輌となっていると思います。
もう以降新たな進化はそうあるとは思えませんが、その分熟成の域に達したか?という感じでしょうね。今がとっても買いの時期ですね。
第3回まとめ(個人的な見解話含む)
今でも私はまだ前モデルのスーパーチャージャークルーキャブロングベット車が気になってしょうがないです。
あの暴力的な加速感・・・現行型は日常には最高でしょうが。安心して乗っていられるトラックの一押しですね。