新連載 ライター岩田のトラキャンライフ

2021年11月28日

第1回 電撃的な「トラキャン乗り替え」の裏話

 

1

初めまして!

キャンピングカーライターの岩田です!

 

ご存じの方もいるかもですが、2021年の4月下旬からミスティックのトラキャン「ハイラックス+JキャビンHN」に乗り始めました。

ハイエースのポップアップルーフバンコン、ハイエースのボディカットキャブコンを乗り継いで、トラキャンは自分にとって3台目のキャンピングカーになります。

 

周囲をアッと驚かせたトラキャン乗り替え

 

2-1

「月刊オートキャンパー」で乗り替えの連載企画がスタートするまで、身近な人にもトラキャンへの乗り替えを一切伝えていなかったので、周囲では様々な憶測が飛び交っていました。

「スタイルと走りを重視して、トラックベースのキャブコンはないだろう」

「バンコン、キャブコンと来たので、次はバスコンか輸入モーターホームじゃないか?」。

そうした予想を裏切って、誰一人として思いつきもしなかったトラキャンに乗り替えたことは、自分的に「やってやった」感ありましたね~!

「見たか! オレのコダワリを!」みたいな(笑)。

 

ちなみに、キャンピングカーに関わる仕事をしているからといって、これまで自分の愛車に関して営業されたり融通されたりしたことは一度もありません。毎回徹底的に調査検討して「自分の乗りたいクルマ」を自分で選び、長期ローンを組んで購入してきました。

 

もちろん、今回のトラキャンも、コダワリの権化のようなミスティック佐藤社長に営業されるなんて、天地がひっくり返ってもありえません。

むしろ、「もう少しじっくり考えた方がいいんじゃないか」と諭されることはありましたが……。

 

思いついてから3週間後にJ-CABIN HN契約!

 

3

トラキャン購入を検討しはじめたのが、2020年2月のこと。営業の伊藤さんに家族で車両を見学に行きますと伝えた直後に佐藤社長から電話があり、

「トラキャンは特殊なジャンルだから、合う人・合わない人が分かれる」

「トラキャンは好きな人には最高! だけど、そうじゃない人が乗って『トラキャン、ダメじゃん』と言われたくない」と。

そういう佐藤さんのキャンピングカーに対するコダワリとかクルマに対する思いとか、大好きです、ホント!

 

で、「いや、ボクは本当にトラキャンに乗りたいんですよ」と、こちらもトラキャンへの熱い思いをぶつけたりなんかして。トラキャン乗り替えの裏側には、そんな“男たちの熱いドラマ”があったワケです(笑)。

 

その後、2020年3月1日に家族でミスティック双葉店を訪れ、ほぼ丸1日かけてハイラックストラキャンの見学とカスタム内容の打ち合わせをして、その日のうちにJ-CABIN HNを契約!

 

トラキャンへの乗り替えを思いついてから、ココまでわずか3週間。まさに、怒涛の日々でした。

 

トラキャンならではの2WAYスタイル

 

4

なぜ日本のキャンピングカーでは圧倒的マイノリティのトラキャンに乗り替えることを決めたのか?

最大の理由は、シェルを降ろせばピックアップトラック、シェルを載せればキャンピングカーとして使える、トラキャンならではの「2WAYスタイル」です!

 

東京在住の月極駐車場ユーザーなので2台持ちする余裕はなく、バンコン時代もキャブコン時代も、所有するクルマは1台のみ。買い物から仕事まで、すべてキャンピングカー1台でこなしてきました。しかし、バンコンはともかく、キャブコンの普段乗りは正直キツかった……。

 

そして、子供たちが大きくなって家族全員そろって出かける機会も減り、「これからは、多少居住空間がスポイルされても、クルマとしての性能と機動力に優れたキャンピングカーがベスト」と考えるように。

そんな我が家にピッタリだったのが、ハイラックスのトラキャンだったんです!

 

新型ハイラックスの魅力にゾッコン

 

5

新型ハイラックスが想像以上にデキのいいクルマだったことも、トラキャン乗り替えの後押しになりました。ボディがタコマばりのド迫力サイズで、最先端の安全サポートシステムもフル装備。

エンジンは大トルクのディーゼルターボだし、燃費はいいし、本格的な4WDで走破性抜群だし、何より見た目がカッコいい!

「自分が本当に乗りたいと思えるクルマ」が、キャンピングカーになる。

ハイラックスのトラキャンは、まさに自分にとって“理想の1台”でした。

 

そして、オーダーから1年2か月後の2021年4月下旬に、待ちに待ったキャンパーシェルが完成。各所にオプションにはないカスタムを20カ所以上詰め込んだ、世界に1台のスペシャル仕様です!

 

というわけで、現在はトラキャン&ハイラックスライフをとことん満喫中。

次回以降のコラムでも、トラキャンの魅力や楽しみ方などディープな話題を発信していきますので、お楽しみに!

 

 

キャンピングカーライフ研究家/ライター 岩田一成

バンコン、キャブコンを乗り継ぎ、現在の愛車はSPL仕様のJ-CABIN HNを載せたハイラックストラキャン。

累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験と、13年以上のキャンピングカー取材経験をベースに、雑誌、WEB、テレビなど様々な形でキャンピングカーの魅力を発信中!

 

連載コラムは毎月1回更新予定