第25回 ライター岩田のトラキャンライフ

2023年12月03日

ライター岩田のトラキャンライフ

 

第25回 ジャパンキャンピングカーラリー2023参戦記☆

 

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今年もくるま旅クラブが主催する「ジャパンキャンピングカーラリー(JCCR)」に参加してきました! ご存じない方のために説明すると、このイベントは期間中に認定スポットを自由に回ってスタンプを集め、初級・中級・上級ランクを目指すスタンプラリーです。今年の開催期間は10月4日(水)~11月5日(日)の1か月で、ゴール日は11月4日(土)。好きな日に好きな場所を回って、自分のペースでスタンプ集めと観光を楽しめるのがJCCRの最大の魅力。このスタイルなら、ライター稼業で日々原稿の締切に追われている筆者でも気軽にイベントに参加できます。ということで、昨年に引き続き2度目の開催となる今回も、夫婦+ワンコで思いっきり楽しんできました☆

 

すさまじい渋滞ニモ負ケズ、愛知方面へ

 

10月は激務に追われてまったく身動きが取れなかったので、ゴール前日の11月3日にスタンプ集めをすることにしました。ゴール会場の「三重県いなべ市梅林公園」に行く前に、愛知県の各スポットを回る作戦です。

 

というワケで、ゴール前々日11月2日の仕事終わりに東京の自宅を出発しました。この日のうちに浜松あたりまで移動する予定でしたが、ナント東名高速が集中工事による大渋滞! その混みっぷりは常識では考えられないほどすさまじく、横浜町田から綾瀬までの4kmで所要時間は100分! 下道を駆使して何とか乗り切ったものの、再び御殿場の手前で集中工事の大渋滞に引っかかってしまい、あきらめ気分で深夜の渋滞ドライブを楽しむしかありませんでした。結果的に、通常なら1時間40分ほどでたどり着くはずの新東名・駿河湾沼津SAまで、6時間半かけて到着。深夜4時前に、SAに止めたトラキャンで就寝しました。

 

伊良湖岬で新鮮な海の幸を満喫♪

 

5時間ほどの仮眠後、翌11月3日にいよいよ我が家のJCCRがスタートしました☆ この日の目的地は、ゴール会場の三重県に隣接した愛知県。名古屋以外ほとんど訪れることがないので、「とりあえず海に行って美味しい海鮮でも食べよう!」と、渥美半島の伊良湖岬を目指すことにしました。

 

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浜松で高速道路を降り、途中の道の駅でスタンプをゲットしながら約100kmの下道ドライブを楽しみます。伊良湖岬に到着したら、まずは魚市場に併設された「いちば食堂」で新鮮な海の幸に舌鼓。ボリューム満点の刺身定食とアサリフライを注文して、渥美半島の海鮮料理を心行くまで味わいました。食後は、「道の駅伊良湖クリスタルポルト」にトラキャンを止めて、伊良湖岬周辺をブラブラと散策しながら太平洋と三河湾を望む絶景を堪能♪

 

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その後、ゴール地点に近い愛知県内の「道の駅立田ふれあいの里」まで150kmほど下道を走りました。途中で日帰り温泉に立ち寄ってから、道の駅で買い食いやお土産選びをして駐車場で仮眠……。結果的に、この日下道で走行した距離は約250km。普段の我が家は高速道路を使って旅をすることがほとんどなので、下道で知らない土地をノンビリと走るのは新鮮な体験です。スタンプ収集をきっかけに、普段とは違った旅のスタイルを楽しめるのがJCCRの醍醐味ですね~☆

 

楽しみが詰まったゴールイベント

 

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11月4日の朝に道の駅を出発して、いよいよゴール地点の「三重県いなべ市梅林公園」に到着! ゴールゲートをくぐると、スタッフの皆さんがチェッカーフラッグを振りながら笑顔で迎えてくれました。ラリーの結果は、スタンプ11個で「初級」認定。今年は短期間の参加でしたが、激務の中でもマイペースで楽しめたので、それだけでも大満足です☆

 

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ゴール会場には、JCCRに参加したキャンピングカーが全国から約100台集まりました。ロケーション抜群の広大な会場を貸し切りで使用できて、無料で車中泊も楽めます。参加特典の食事券を使って、キッチンカーで美味しい地元グルメを味わえるほか、無料のサウナ体験やワークショップも行われていました。

 

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駐車場所は、MYSミスティック佐藤社長の隣り。佐藤さんはいつものGMCシエラ+ランス865ではなく、1994年型マツダ・プロシード+Six-Pacノーブル75のクラシックなトラキャンで来場していました。積載されているキャンパーは、30年近く前に佐藤さん自身が使用していた個体を買い戻してレストアし、当時のままのスタイルで現代に蘇らせたもの。新旧トラキャンのツーショットは、周囲のキャンピングカーユーザーからも注目の的でした☆

 

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三重県出身のシンガーソングライターあつさん(全国各地で歌を歌いながらクルマ旅を楽しんでいる現役キャブコンオーナー)のコンサートや、くるま旅クラブ代表・高橋宣行氏、くるま旅クラブ最高顧問・増田英樹氏のトークショーなど、ステージイベントも盛りだくさん。夜は参加者全員で焚き火を囲んで交流会が行われ、同じ楽しみを持つキャンピングカー仲間同士で、クルマ旅&キャンピングカー談議に花を咲かせました。

 

新しい楽しみ方を発見できるJCCRの魅力

 

翌日、会場で知り合ったキャンピングカー仲間たちと次回の再会を約束して、ゴール会場を後にしました。我が家のJCCR2023は、これにて終了! 今年も夫婦そろって、最高のイベントを満喫させていただきました。にぎやかなゴールイベントを楽しめるだけでも参加する価値はありますが、やっぱりJCCRの一番の魅力は「知らない土地を下道でのんびり旅する」きっかけを作ってくれること! 来年には、第3回目のJCCRが開催される予定とのことなので、今年参加できなかった人もぜひ次回の参加を検討してみてくださいネ☆

 

キャンピングカーライフ研究家/ライター 岩田一成

 

バンコン、キャブコンを乗り継ぎ、現在の愛車はSPL仕様のJ-CABIN HNを載せたハイラックストラキャン。 累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験と、14年以上のキャンピングカー取材経験をベースに、雑誌、WEB、テレビなど様々な形でキャンピングカーの魅力を発信中!