キャンピングカーの製造販売の総合メーカー「MYSミスティック」

ライター岩田のトラキャンライフ

第26回　2023年のトラキャンライフを振り返る

早いもので、今年ももうすぐ終わり。ミスティックユーザーの皆さんにとって、2023年はどんな1年でしたか？　お気に入りの愛車と一緒に、悔いのないキャンピングカーライフを楽しめましたか？

ボクにとっての2023年は、とにかく忙しい年でした。とはいえ、常にハイラックスで仕事の現場までドライブできるのは、激務続きの日々における唯一の癒しのようなもの。2WAYスタイルで使えるトラキャンのアドバンテージを活かし、ハイラックスを仕事でもフル活用しているおかげで、走行距離は3年ちょっとで5万kmを超えました。前車のキャブコンも10年で15万kmほど走りましたが、トラキャンに乗り替えてからは、それを上回るペースで走行距離が伸びています♪

キャンピングカー遊びのスタイルが変化したのも、2023年の大きなトピックです！　長男が高校に入学して学校生活が多忙になり、今年から「夫婦＋愛犬」で出かけるスタイルがデフォルトになりました。長年続いた子連れキャンピングカーライフが一区切りついて、新しい楽しみ方がスタートしたのは、我が家にとって非常に大きな出来事。今回のコラムでは、そんな2023年のトラキャンライフを振り返ってみようと思います。

子連れ旅を卒業して「夫婦＋ワンコ旅」を実践☆

4月初旬には、キャンピングカー仲間と一緒にお花見キャンプをしてきました♪　高校入学前の長男と男2人での参加でしたが、結果的にこれが2023年唯一の子連れトラキャン遊びになりました。キャンピングカー仲間が釣ってきた魚をさばいた豪華な船盛をつつきながら、気の合う仲間とクルマ談義☆　満開の桜の下に止めたトラキャンは、オーナーながらホレボレするほどのカッコよさです♪（笑）

5月は、カミサンと愛犬を連れて、千葉の「ほしふるキャンプ場」へ。仲間とグループでキャンプをするときはカミサンと2人で行くこともありましたが、完全なプライベートでの夫婦キャンプはこれが初めて。穏やかな里山風景に囲まれたキャンプサイトで焚き火をしながら、子供たちとの思い出やこれからのキャンピングカーライフについて夫婦で語り合いました。

5月下旬は、待ちに待った「ミスティックキャンプ大会」！　道の駅南きよさとに約50台の個性的なミスティック製キャンピングカーが集結しました。我が家のトラキャンも、この日のためにJAOSのフロントスキッドバーを新調してヤル気満々☆　イベントの最後には、USスタイルのトラキャンをズラリと並べて記念撮影。ミスティックのキャンプ大会でしか見られない、圧巻の光景でした！

6月は、「西伊豆オートキャンプ場」でホタル観賞をしてきました。長女が3歳のときにお正月キャンプで3泊して以来なので、17年ぶりの訪問になります。懐かしいキャンプサイトには、幼かった長女との思い出がたくさん残っていました。子供と一緒の旅が終わると、今度は「子供との思い出をたどる旅」が始まる。ホタルが飛び回る幻想的な光景を眺めながらそんなことをしみじみ感じた、ちょっぴりセンチメンタルな夫婦キャンプでした。

10月は、12日間の北海道キャンプ旅に行ってきました。毎年夏に家族そろって北海道を旅するのが我が家の恒例行事ですが、今年は子供抜きの夫婦＋ワンコ旅で、しかも紅葉を巡る初めての秋旅！　長年の旅で培った夫婦のチームワークで、今年も北海道の旅を満喫することができました。ちなみにトラキャンは1ナンバーの普通貨物車なので、8ナンバーのキャンピングカーと比べてフェリー料金がかなり高額になります。そのため、往路は津軽海峡フェリー（青森～函館）、復路はシルバーフェリー（苫小牧～八戸）を利用。この2社は、1ナンバーでも全長6m以下の車両は普通車料金になるので、トラキャンで安く北海道旅をしたい人にはオススメです♪

11月初旬には、「ジャパンキャンピングカーラリー2023」に参加。静岡県で高速を降り、愛知県内を下道で移動しながら観光とスタンプ集めをして、ゴール会場の三重県いなべ市梅林公園まで走りました。高速道路での移動がメインの我が家にとって、スタンプ集めを目的に下道をのんびり走ることがこのイベントの一番の楽しみ。ゴール会場ではミスティック佐藤社長のプロシードとトラキャン2台を並べて、最後までイベントを満喫しました。

同じく11月、「ジャパンキャンピングカーラリー2023」の3日後に、キャンパーの聖地「ふもとっぱら」でキャンプ☆　すっかり人気キャンプ場になってしまった「ふもとっぱら」ですが、さすがに11月の平日はのんびりとキャンプを楽しむことができました。夜は6℃まで冷え込む中、ヘキサタープの下で豚しゃぶディナー♪　雄大な富士山を正面に眺めながら、激務でお疲れ気味の心と体をリフレッシュしてきました。

12月は、西伊豆にある「夕陽と潮騒の岬オートキャンプ場」に行ってきました。オフシーズンの平日ということもあって、キャンパーは我が家だけの貸し切り状態！　絶景を眺めながら、2023年の締めくくりにふさわしい最高に贅沢な時間を過ごしました。過去訪問した中でも5本の指に入る最高のロケーションですが、来年からソロキャンプ限定のキャンプ場になるそうなので、我が家的にはこれが最初で最後の訪問かも……。

今回紹介したキャンプ、イベント、旅のほかにもまだまだたくさんの思い出はありますが、とにかく2023年もソトアソビをとことん満喫できました！　多忙な仕事の合間を縫ってこれだけ楽しめたのは、自由に旅ができるキャンピングカーがあればこそ。2WAYスタイルで仕事にも遊びにもフル活用できるトラキャンは、ボクにとって最高・最強の相棒です☆

キャンピングカーライフ研究家/ライター 岩田一成

バンコン、キャブコンを乗り継ぎ、現在の愛車はSPL仕様のJ-CABIN HNを載せたハイラックストラキャン。
累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験と、14年以上のキャンピングカー取材経験をベースに、雑誌、WEB、テレビなど様々な形でキャンピングカーの魅力を発信中！