第36回 ライター岩田のトラキャンライフ
ライター岩田のトラキャンライフ
第36回 ジャパンキャンピングカーラリー2024参戦記☆
激務が続く中、くるま旅クラブが主催する「ジャパンキャンピングカーラリー(JCCR)」に参加してきました☆ 今年で3回目の開催となるJCCRは、全国1000カ所以上の対象スポットを回ってスタンプを収集するユーザー参加型イベント。期間は、9月1日(日)~11月2日(日)の2か月。自分のペースでスタンプを集めて初級・中級・上級ランクを目指し、最後はゴール会場を目指して全国からキャンピングカーが大集結!
イベント期間中であれば、好きな日に好きな場所を回れるのがJCCRの最大のポイント。しかも今年は開催期間が1か月延長されたので、日々取材や原稿の締め切りに追われている筆者でも、さらに気軽に参加できるようになった♪ そんなワケで、カミサンと愛犬モコと思いっきりイベントを楽しんできました~☆
茨城・千葉のトラキャン旅でスタンプ集め
スタンプ集めの1発目は、トラキャンの大先輩・塚本さんとの茨城旅。仕事が落ち着く10月アタマの平日に塚本さんとトラキャン旅を予定していたので、それに合わせて周辺の対象スポットを回ることにした。当日は、筆者のハイラックス+JキャビンHNと、塚本さんのダットサンD22+グランドトレックのトラキャン2台で、日立市周辺の海岸沿いをのんびりとドライブ。「道の駅日立おさかなセンター」で好きなネタを選んでのせる「身勝手丼」をお腹いっぱい食べ、「国営ひたち海浜公園」で美しく紅葉したコキアが丘を埋め尽くす絶景を眺め、日帰り温泉施設の露天風呂で海を眺めながら温泉を堪能しました。もちろん、周辺の対象スポットに立ち寄って、ちゃんとスタンプ集めもしましたよ~(笑)。
スタンプ集めの2発目は、千葉。激務の谷間の平日に、日帰りでスタンプ集めのドライブをしてきました☆ この日のメインは、JCCR2024で「岩田スポット」(筆者が選んだ全国20カ所のスポット)に選定した、岩井富浦漁協直営の海鮮食堂「おさかな倶楽部」。富浦港から水揚げされた新鮮な魚料理をリーズナブルに味わえるのが、このお店の最大の魅力です。この日は、40cmのカンパチ1匹を丸ごと煮つけとから揚げにした、1食限定の「小かんぱちセット」をいただいて大満足♪ その後も、内房の海岸線沿いをドライブして、道の駅などの対象スポットに立ち寄りながらスタンプ集めを楽しみました。
ゴール前日に八ッ場ダム~草津観光を満喫♪
いよいよJCCR2024ゴール日の11月2日(土)が近づいてきました。2日前の10月31日は月刊オートキャンパーの編集会議だったので、夜に帰宅してから夕食と風呂を済ませて21時過ぎにトラキャンで自宅を出発。高速道路が空いている時間に群馬方面に向かって走り、関越道の上里SAで就寝しました。
翌日11月1日は朝から下道をドライブして、初めて訪れる「八ッ場ダム」へ。「道の駅 八ッ場ふるさと館」でスタンプをゲットした後、ソフトクリームを食べながら大自然を堪能し、八ッ場ダムの迫力満点の景観を楽しみました。なかなか訪れる機会がない場所でしたが、スタンプ集めをキッカケにこうしたスポットを下道でのんびり回れるのが、JCCRの良いところですね~☆
その後は、草津温泉まで山道をドライブ。よくよく考えると、最後に草津を訪れたのは今から14年前のバンコン時代。幼かった子供2人を連れて雪景色の湯畑を散策したのが思い出に残っています。2人の子供たちも、現在は大学生と高校生。時間が経つのは本当に早い! 夫婦でそんなことを話しながら西の河原公園~湯畑を散策して、14年前にも訪問した湯畑近くのそば処「三國屋」で当時と変わらない絶品そばを味わいました。久しぶりに訪れた草津湯畑はやっぱり素晴らしかった☆ 人気観光地として長年愛されているのも頷ける、魅力あふれるスポットですね!
ゴール会場に200台のキャンピングカーが大集結
翌日11月2日(土)は、JCCR2024のゴール日です。午前中に戸隠神社などに立ち寄った後、ゴール会場の長野県飯綱高原までラストラン! あいにくの大雨でしたが、全国から集まったラリー参加者の愛車200台が広大な会場を埋め尽くしました。集まったキャンピングカーは、バンコン、キャブコン、軽キャン、欧州モーターホーム、キャンピングトレーラー、トラキャンまで多種多様。もちろん、アンセイエやレジストロアウル、ミニポップビー、トラキャンなどのミスティック車もいましたよ~! ちなみに、トラキャンは佐藤社長のプロシードとボクの愛車を含めて4台。相変わらずの少数派でした(笑)。
会場には多くのキッチンカーが出店しているので、自炊をしなくてもOK♪ 昼食は本格ハンバーガー、夕食は昼間キッチンカーで買っておいたカレーを電子レンジで温めて美味しくいただきました。ステージでは、太鼓演奏や歌のライブ、ベリーダンスなど魅力的なコンテンツが盛りだくさん! 参加者の皆さんは、大雨にも負けずJCCRのゴールイベントを思いっきり楽しんでいました。
各自で夕食を済ませた後は、JCCR名物の「夜の語らい」。屋根付きの広大なスペースに参加者が集って、お酒を飲みながらキャンピングカーやラリーの話で盛り上がりました。共通の体験を通して仲間意識が生まれ、初めて会った人とでもすぐに打ち解けられる。こうした交流も、JCCRの楽しみのひとつです☆
そんな感じで、今年のJCCRも無事終了! 会場では、たくさんのオーナーさんに「岩田さんですよね」とお声がけいただいてうれしかったです。来年も夫婦で参加しますので、今年参加できなかった人は、ぜひ「JCCR2025」でお会いしましょう!
キャンピングカーライフ研究家/ライター 岩田一成
バンコン、キャブコンを乗り継ぎ、現在の愛車はスペシャル仕様のJ-CABIN HNを載せたハイラックストラキャン。
累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験と、16年以上のキャンピングカー取材経験をベースに、雑誌、新聞、書籍、WEB、テレビなど様々な形でキャンピングカーの魅力を発信中!